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川崎市高津区は、川崎市を構成する7行政区のうちの一つです。川崎市のほぼ中部に位置しており、多摩川に沿った低地と、南側から西側に広がる丘陵地帯で構成されています。
「二ヶ領用水」という神奈川県下で最も古い人口用水路があります。多摩川などを水源とし、多摩区から幸区までを流れています。川沿いには多くの桜が植えられており、シーズン時の花見客はもちろん、近隣住民の憩いの場として親しまれています。
また、区内には「大山街道ふるさと館」という博物館もあります。大山街道に係る歴史・美術・文学などの作品展示と共に、市民の学習の場も提供しています。
その他にも、文化財が安置されている「溝口神社」「橘樹神社」や、国指定史跡の「橘樹官衙遺跡群」、霊園・都市公園であり桜並木や旧跡が有名な「緑ヶ丘霊園」など、複数の名所が存在しています。
「たちばなの散歩道」という、高津区・宮前区の遺跡や史跡を巡る、延長約5kmの遊歩道などもあります。