ダウンロード
ダウンロード
ダウンロード【検索条件】
26件中、21~26件目を表示中
東京23区のほぼ中央にある文京区は、区名の通り、大学が多い文教地区と住宅地区が区の大半を占めています。江戸時代には5代将軍・徳川慶喜によって幕府管轄の学校「昌平坂学問所」や「湯島聖堂」が開設され、学問の中心地でした。その歴史は継承されて現在も、東京大学・拓殖大学・お茶の水女子大学など20の大学や多くの教育機関があり、区内居住者の大学生の割合は23区最高です。
明治時代より、森鴎外、夏目漱石、樋口一葉、石川啄木など著名な文化人、学者、政治家が多く住んだことから文化の香り高い町というイメージが醸成されました。
東京大学のある学生の町「本郷」、その東に隣接する「湯島」には学問の神様である菅原道眞を祀る湯島天神があり、西に隣接する「後楽園」には東京ドームや後楽園遊園地があります。広大な日本庭園が多いことも特徴の1つで、音羽の森や六義園、後楽園、小石川植物園など歴史的に由緒のある名園がいくつも残され、文京区らしい景観を見せています。
産業としては、出版社が多く集まる音羽、江戸川橋にかけて出版・印刷業が盛んであり、本郷・湯島界隈には大学病院、医療機関が集積していることから医療機器産業や製薬産業が多く、区内大学による知的財産を活用した大学発ベンチャー企業や、産業界を活性化する産学連携の新たな動きが出てきています。