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葛飾区は東京23区の東部にあり、都内でも有数の工業地帯です。従業員数10人未満の下請け工場が全体の90%を占めています。現在は工場跡地が集合住宅や商業施設に変わって住宅と町工場が混在する下町っぽい情緒を漂わせています。区内には、山田洋次監督の映画『男はつらいよ』シリーズで知られる柴又帝釈天や、人気漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』で有名になった亀有があります。
東に江戸川、西に荒川・綾瀬川が流れ、中川、新中川が区を分断するように流れている、川に囲まれた地形です。河川に囲まれていることから、川とともに発展する一方で、古くから水害に悩まされてきましたが、下水道を普及することで水害を克服してきました。
大規模な商業集積地はありませんが、区内最大のターミナルJR新小岩駅周辺は中規模の商業集積地として発展し、西武四ツ木・立石周辺は主に工業地帯、東部は住宅地、北部水元周辺は農地と閑静な住宅地となっています。
JR 常磐線・総武線、京成本線・押上線・金町線が通り、多くの鉄道が相互乗り入れして都心とのアクセスは便利です。
鳶職人は、携わっている作業によっていくつかの分類があります。その中の一つに「足場鳶」という、現場で足場を組み上げる職人がいます。
後の作業員が仕事をしやすくなるように、建築図面から建物をイメージして組み立てていく必要があります。
この職につくための専門の学校というものはなく、基本的に学歴不問で採用をしているケースがほとんどです。
まずは、鳶職人や土工などを扱う専門の建設会社に見習いとして就職します。そして先輩から建築のノウハウを学びつつ、仕事を覚えていくのです。
ただし、法律により18歳未満の高所作業は禁止されています。仮にそれまでに就職した場合、高所作業のない運搬などの業務を中心に進めていきます。
現場を任される人のことを「職長」と言います。職長になるには、現場の経験だけでなく「足場の組み立て等作業主任者」や「玉掛作業者」などの資格が必要です。
また、「職長・安全衛生責任者教育」という講習を受講する義務があり、「とび技能士」という国家検定も存在します。