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岩手県は、東北地方の北部に位置する都道府県の一つです。北に青森県・西に秋田県・南に宮城県が接しており、また日本の都道府県として北海道に次いで広い面積を有しています。
県内には14市10郡15町4村があり、県庁所在地は「盛岡市」となります。盛岡市内にある「盛岡駅」は、東北新幹線で首都圏・仙台・青森と結ばれており、複数の路線が接続するなど拠点性を有しています。
県内には多くの観光地があり、世界遺産の「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」、国宝に指定されている「中尊寺金色堂」、重要伝統的建造物群保存地区である「金ケ崎城内諏訪小路」、その他にも様々に点在しています。
伝統工芸としては、経済産業大臣指定伝統的工芸品に選定されている「南部鉄器・岩谷堂箪笥・秀衡塗・浄法寺塗」があります。
また、名産品は「前沢牛・白金豚・いわて短角牛・江刺りんご・南部せんべい・三陸わかめ・ゆべし・まめぶ汁」などがあります。
鳶職人は、携わっている作業によっていくつかの分類があります。その中の一つに「足場鳶」という、現場で足場を組み上げる職人がいます。
後の作業員が仕事をしやすくなるように、建築図面から建物をイメージして組み立てていく必要があります。
この職につくための専門の学校というものはなく、基本的に学歴不問で採用をしているケースがほとんどです。
まずは、鳶職人や土工などを扱う専門の建設会社に見習いとして就職します。そして先輩から建築のノウハウを学びつつ、仕事を覚えていくのです。
ただし、法律により18歳未満の高所作業は禁止されています。仮にそれまでに就職した場合、高所作業のない運搬などの業務を中心に進めていきます。
現場を任される人のことを「職長」と言います。職長になるには、現場の経験だけでなく「足場の組み立て等作業主任者」や「玉掛作業者」などの資格が必要です。
また、「職長・安全衛生責任者教育」という講習を受講する義務があり、「とび技能士」という国家検定も存在します。