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「東海地方」は、本州中央部の太平洋に面した地域です。「愛知県・岐阜県・三重県・静岡県」の4県(東海4県/静岡県を含む東海地方)、もしくは静岡を除いた3県(東海3県/中京圏)を指しています。
また東海地方の名称は、五畿七道の"東海道"に由来しており、愛知県・岐阜県・静岡県が"中部地方"、三重県のみ"近畿地方"に属しています。
東海4県の主要都市は、政令指定都市に「名古屋市・浜松市・静岡市」、中核市に「豊田市・岐阜市・岡崎市・豊橋市」、施行時特例市に「一宮市・四日市市・春日井市・富士市・沼津市」が指定されています。
東海地方は、茨城県から大分県を結ぶ太平洋ベルト上に位置していることから、日本でも有数の工業地帯が形成されています。太平洋ベルト地帯の中核である「中京工業地帯」や、名古屋と東京の中間に位置する「東海興業地域」などは特に有名です。
そして、自動車産業も地域経済の中心となっています。「トヨタ自動車株式会社」「スズキ株式会社」の本社が存在し、「鈴鹿サーキット・富士スピードウェイ」などのレジャー施設も集積しています。
鳶職人は、携わっている作業によっていくつかの分類があります。その中の一つに「足場鳶」という、現場で足場を組み上げる職人がいます。
後の作業員が仕事をしやすくなるように、建築図面から建物をイメージして組み立てていく必要があります。
この職につくための専門の学校というものはなく、基本的に学歴不問で採用をしているケースがほとんどです。
まずは、鳶職人や土工などを扱う専門の建設会社に見習いとして就職します。そして先輩から建築のノウハウを学びつつ、仕事を覚えていくのです。
ただし、法律により18歳未満の高所作業は禁止されています。仮にそれまでに就職した場合、高所作業のない運搬などの業務を中心に進めていきます。
現場を任される人のことを「職長」と言います。職長になるには、現場の経験だけでなく「足場の組み立て等作業主任者」や「玉掛作業者」などの資格が必要です。
また、「職長・安全衛生責任者教育」という講習を受講する義務があり、「とび技能士」という国家検定も存在します。