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鉄筋コンクリートで建物を建築する場合、"型枠"というものが必要となります。
「型枠大工」は、このコンクリート打ち込み用の"型枠"を作り込む大工のこと指し、コンクリート重量で型枠が変形・破壊されないように、「単管(鋼管)」「鎖」「支持鋼管」で外側からの圧縮力や下方から支持力をかけるという作業を行っています。
尚、「型枠工事」は、型枠を組み立て・コンクリートを流し込み・成型していくことであり、街づくりの礎となる重要な仕事の一つとなります。
現在、鉄筋コンクリートの建物の多くは「型枠工事」によって作られており、一般住宅の基礎工事でも型枠工事が行われています。
また、建物の強度や耐震性を左右する基礎であることから、その建物にあった最適な型枠設計を必要とし、建物ごとにその形状は異なります。
非常に精密な作業を求められることから、型枠大工は"一人前になるのに10年かかる"と言われており、建物の出来栄えや強度に大きな影響を与えています。