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左官とは、「こて」という道具とコンクリートや仕上げ材などを使って、建物などを塗り仕上げる仕事です。
左官の場合は壁だけでなく床も作業をおこないますが、床の工事に特化している場合は土間屋と分類されます。
単に塗り作業をおこなうわけではなく、均一にならしデコボコをなくしたり、あえてハケの痕が残るように仕上げたりします。
学校などの床や駐車場を施工するときは、コンクリートの仕上げに注意をしなければなりません。
綺麗に平らになっていなければ水たまりの原因になり、コンクリートを固めるときに空気がはいっているとひび割れの原因になるからです。
なお、左壁などの小さな面積ならば手作業でおこないますが、公共施設の床では大規模な工事になるため、機械を導入します。
左官になるためには特別な資格はなく、会社で見習いとして働きはじめることが一般的です。
技術を身に着けるには時間がかかる場合があるので、根気よく作業ができる人が向いています。