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建築業界を盛り上げよう!ユーターン就職のメリット・デメリットは?

この記事は約6分で読めます。

ユーターン就職とは、一度都市部に出た方が地元に戻って就職するというものです。

都心部には仕事が集中していますが、地元に貢献したい、愛着のある地元で働きたいといった方にとってユーターン就職にはさまざまな魅力があります。

建築業界でユーターン就職を考えることのメリット、デメリットを紹介しますので、今後地元での就職をお考えの方は参考にしてみてください。

建築業界のユーターン就職のメリット

ユーターン就職の画像建築業界でユーターン就職をおこなうことのメリットを紹介します。

愛着のある地元で働きたい、地元を自分の力で盛り上げたい、自分のペースで働きたいという方は、ユーターン就職のメリットを今一度確認してみてください。

地元を建築から盛り上げられる

ユーターン就職には地元を盛り上げられるというメリットがあります。

生まれ育った地元が過疎化している場合、大切にしてきた光景も失われてしまう可能性があります。

これまでのやり方を一新し新しく若い風を吹かせることで、その地域に新たな付加価値を与えられるかもしれません。

地域の魅力や暮らしやすさをアピールすることで観光客、人口を増やし、地域の活性化に貢献できます。

建築会社なら新たな住宅を作ったり、商業施設、観光施設の建設などに携わることができます。

自分の時間を大切にできる

都心部より地方の方が建築の仕事は少なく、その分給料が少ない、景気が悪いと言われることも多いです。

実際に仕事が少ないことがデメリットになるシーンも多々ありますが、その分地方の建築会社に就職すれば自分の時間を大切にできるというメリットもあります。

競合が少なく厳しいノルマや納期がないため、残業も少なく、自分一人でゆっくり過ごす時間、家族と過ごす時間を大切にできます。

建築業界は残業が多い、ノルマが多い、自分の時間が作れないといったイメージがありますが、地方へユーターン就職すれば建築の仕事をしつつ自分の時間を確保することも難しくはありません。

生活にかかるコストが低い

建築の仕事はやはり都市部に集中しています。仕事を求めて都市部に移住する方は多く、都市部の建築会社に勤務しているという方もたくさんいます。

都市部は仕事をたくさん得やすいという魅力がある一方で物価や家賃が高く、生活が苦しくなってしまう可能性もあります。

建築業界は給料が高い仕事が多いですが、若手の内は苦労することも多いでしょう。

一方で地方へ就職すれば物価も家賃も低く、余裕のある暮らしを手に入れられます。

土地の価格も安いので、安く土地を購入して建築の仕事で得た知識を活かした理想の住宅作りをすることも可能です。

若手の人材は重宝される

建築業界は若手の人材が非常に少なく、3人に1人は55歳以上という、深刻な人材不足に悩まされています。

都市部より地方では人材の高齢化がより顕著で、将来的には経営が難しくなっている建築会社も少なくありません。

そんな中で若手の人材は非常に重宝されます。大企業に勤務するよりも難易度が低い、早く出世できるという魅力もあります。

地域との関係も密接なので、人脈を作りやすい、独立後も仕事を得やすいといったメリットも見逃せません。

自分のペースで仕事ができる

建築業界の第一線で活躍するためには都市部の大手企業に就職する必要があります。

ですが建築業界を目指すすべての人が華やかな活躍をしたいと考えているわけではありません。また、当初は最前線を目指していたものの出世争いや人間関係に疲れてしまったという方もいます。

都市部は仕事量が多い一方で競合も多く、他者より安く早く仕事を仕上げなければならないというストレスも大きいです。

一方で地方の建築会社は第一線の大手企業のような激しい出世競争は少ないです。

仕事量や競合他社も少ない分一つの仕事にしっかり集中できます。

自分のペースで仕事をしたい、建築の仕事以外で余計なストレスを感じたくないという方にもユーターン就職はおすすめです。

地域によってはユーターン就職をサポートしてくれる

人口が少ない地域、高齢化が進む地域、過疎化が進んでいる地域では、若い人材を確保するための取り組みをおこなっている場合もあります。

ユーターン就職をすることで補助金が受け取れる、希望する条件に合う企業を紹介してくれる、引っ越し費用や家賃のサポートがあるなど、地域、自治体によってサポート内容は違います。

ユーターン就職したい地域がこのようなサポートをおこなっていないかチェックしてみてください。

建築業界のユーターン就職のデメリット

ユーターン就職の画像ユーターン就職にはメリットが多い一方で、デメリットもあります。

いざ就職してから後悔することのないように、今一度デメリットも確認しておきましょう。

求人自体が少ない

地方は都市部に比べて建築会社も少なく、求人自体が非常に少ないです。

業務内容、給与、待遇などの条件が合わず、地方で働きたくても理想の求人に出会えないという可能性も少なくありません。

根気強く求人をチェックし続ける必要があります。

仕事内容に変化が少ない

都市部ではさまざまなニーズがあり、住宅一つを取ってもさまざまな仕事があります。

一方で地方では新築住宅の建設というよりもリフォームなどの仕事の方が多く、新鮮な仕事は少ないです。

刺激的な日々を過ごしたい、新しいことを学び、仕事に活かしたいという方にとっては地方の仕事は物足りないかもしれません。

地域特有の風習に馴染まなければならない

地方にはその地域特有の風習がたくさんあります。

人と人とのつながりが薄い都心部での生活、仕事に慣れていると、このような風習には戸惑うかもしれません。

その地域に馴染むためにはそれ相応の努力が必要であり、これを怠ると仕事を得られなくなる、他の建築会社と協力できなくなるなどの弊害があります。

自分のやり方に強いこだわりがある、必要以上のコミュニケーションを取るのは煩わしいと感じている方にとってはなかなか理解しにくいポイントでもあります。

給料が安い

地方は都心部より物価や家賃が安く暮らしやすいというメリットがある一方、給料も安いというデメリットがあります。

地方の中で条件のいい企業を根気強く探し続ける必要がありますが、見つからなければ安い給料の企業で働くか、ユーターン就職自体を諦めなければなりません。

地方に住んで都心部まで働きに出る、メインの仕事とは別に副業もおこなうなど、一定の収入を確保する方法も見つけておきましょう。

引っ越しや物件探しが大変

現在都市部に住んでいて地方へのユーターン就職を考える場合は、就職先探しだけでなく物件探しも同時におこなわなければなりません。

忙しくて物件探しがおざなりになってしまうことのないように注意しましょう。

都市部に比べて地方は物件の数も少なく、なかなか理想の物件を見つけられない可能性もあります。

また、単身ではなく家族と一緒に引っ越す場合は子どもの転校時期について、パートナーの転職についても一緒に考える必要があります。

建築業界を盛り上げるユーターン就職を検討しよう

建築業界を地方から盛り上げるユーターン就職についてメリットとデメリットを紹介しました。

地方は建築の仕事が少ないものの、若手の人材が重宝され、就職しやすいというメリットもあります。

地方を建築の力で盛り上げたい、地元に恩返しがしたいという方は、ユーターン就職も検討してみてください。

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