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ミドル世代が建築業界へ転職するには?おすすめ職種5選

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建築業界にはさまざまな仕事があります。

大きなビルを建てたり笑顔が溢れる住宅を建てたり、人々の生活を支えたり…といったやりがいのある仕事も多く、建築業界にあらためて転職したいと考えているミドル世代の方も多いのではないでしょうか。

建築業界へ転職するためには、どんな仕事を選ぶかが重要です。建築に関する資格や経験の少ないミドル世代でも転職しやすいポイントや職種を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ミドル世代が建築業界へ転職する際のポイント

建築業界は専門的な知識が必要、若い頃から現場の経験がないとできないという印象が強いですが、経験の少ないミドル世代でもできる仕事はたくさんあります。

人材不足が続いている建築業界では「未経験可」としている求人も多いですが、どんな点を意識して求人を探せばいいのかについて解説します。

注意すべき点や磨いておくべきスキルなど、転職前に建築業界で働き続けるためのポイントを確認しましょう。

残業や休日出勤に注意する

建築業界は他の業界と比べて残業が多かったり、休日が少なかったりといった問題があります。

働き方改革が進み徐々に改善されていますが、中小企業では未だに少ない人数で仕事を回すために残業が当たり前だったり、休日が週に1日しかなかったりといったことは珍しくありません。

週休二日制の場合でも納期に間に合わせるために休日出勤しなければならないケースも多く、これまで安定した働きやすい職場で働いていた方にとってはそのギャップについていけない可能性もあります。

求人情報の待遇や条件だけを見ずに、実際にどれくらい残業があるのか、休日は確保できるのかなども確認しましょう。

デジタルの知識は必須

建築業界ではデジタル化が進みつつあります。高齢者が多くアナログな仕事も多いですが、人材不足の建築業界においては作業を効率化するデジタルツールは今後必須になっていくことでしょう。

パソコンの基本的なスキルはもちろん、リモートワークのツールやクラウドソフトの管理、さらには独自のシステム開発なども必要になる可能性があります。

デジタルの知識が少ない、デジタルツールに触れるのが苦手という方は、転職の前にこれらの知識、スキルを身に着けることが大切です。

職種によっては、デジタル関連の資格がある方が有利になることもあります。

自身の経験を活かせるか

ミドル世代の転職はこれまでにどんな仕事をしてきたか、どんな経験を積んできたかが重要視されます。

建築とは無関係の仕事をしていても、リーダーとしてチームをけん引してきた実績や売り上げを大きく伸ばした実績、専用のシステムを開発して業務効率化に成功した実績などがあれば建築業界でも重宝されます。

自身の経験を活かせる職種を探して応募することで、ミドル世代の転職をより有利なものにしていけます。

ミドル世代におすすめの建築業界の職種

ミドル世代が建築業界へ転職する際におすすめの職種を紹介します。

建築の学校を卒業していなくても、建築の経験がなくても、これまでの経験を活かしてできる建築の仕事はたくさんあります。

自分にはどんなスキルがあるのかを客観視し、それを活かしつつ成長できるような仕事を探してみましょう。

営業販売

ハウスメーカー、工務店などでは営業販売の仕事は企業の売り上げを大きく左右する大切な仕事です。

自社の住宅や建築物をクライアントに気に入ってもらえるように提案し、さまざまなアドバイスをおこないます。

建築業界で働いた経験がなくても営業職や販売職を経験してきたミドル世代であれば、自身のスキルや経験を活かして建築業界に携わることができます。

営業販売の仕事は建築現場の仕事と比べると比較的残業や休日出勤も少なく、働きやすいというメリットもあります。

一方で、建築物や不動産、税金に関する専門的な知識が求められるシーンもあります。これらは法律が変わることも多く、常に新しいことを学び続ける姿勢が大切です。

事務や経理

建築の企業を支える事務や経理の仕事も、建築業界未経験のミドル世代にはおすすめの仕事です。

書類を作成したり従業員のスケジュールを管理したり、事務スタッフにはさまざまな仕事があります。

また、クライアントからの支払い、資材への支出、従業員への賃金など、お金に関する仕事も多く、経理として培ってきたスキルはおおいに役立つことでしょう。

事務や経理、総務などの経験が豊富なミドル世代はミスが少ないだけでなく仕事をスムーズに回すスキルも期待されますので、転職の際にはしっかりアピールすることが大切です。

技術開発

近年、建築業界ではIT関連の技術開発が急ピッチでおこなわれています。

人材不足の中でもスムーズに仕事を回すためには、業務を効率化するデジタルツールが欠かせません。

また、アナログで多かった人為的ミスも、デジタルなら最小限に防ぐことができます。

現場で作業ができるロボットを開発すれば、人件費の削減だけでなく作業の効率化、さらに従業員の安全を守りながら作業を快適に進めることも可能です。

このような技術開発職の求人は建築業界で増えてきています。

建築業界未経験でも、IT系の技術開発の経験が豊富、スキルや知識が豊富な方であれば、転職後も自身のスキルを発揮して活躍することができるでしょう。

技術職

現場で活躍する技術職には、学歴はあまり関係ありません。

壁の塗装、造園、解体、高所での作業など、いわゆる「職人」と呼ばれるような仕事を目指したい場合、年齢に関係なく一から現場で学んでいくことが可能です。

工務店や工事会社に就職し、修行を積んで一流の職人を目指せます。

ミドル世代は体力や集中力が若いころと比較すると衰えてしまいますが、それでも学び直したいという方は早めにチャレンジすることをおすすめします。

職人の世界は根性や上下関係を守る気持ち、忍耐力も必要ですが、新しいことにチャレンジするワクワク感をミドル世代になっても味わいたい方はぜひ求人をチェックしてみてください。

CADオペレーター

近年建築業界の中でも人気を集めているのがCADオペレーターという仕事です。
CAD製図のソフトのことで、設計士から指示を受けてソフトを使って製図するのがCADオペレーターです。

設計や建築の専門知識がなくてもCADの操作方法さえ理解していれば製図が可能で、設計士や建築士の負担を軽減して作業を効率化するという目的があります。

CADオペレーターはアルバイトや業務委託の仕事も多いため、本業を続けながらまずは副業として建築業界の仕事に触れてみたいという方にもおすすめです。

リモートワーク、在宅勤務も可能なケースが多く、ライフワークバランスについて考えなおしたいというミドル世代にも人気があります。

ミドル世代から憧れの建築業界へ転職しよう

ミドル世代の画像ミドル世代から建築業界へ飛び込むためのポイントはおすすめの職種について紹介しました。

建築業界にはさまざまな仕事があり、それぞれが協力しあって一つの建築物を作り上げていきます。

専門的な知識や資格がなくてもチャレンジできる仕事は多いので、建築業界に憧れていたけどこれまでチャレンジできなかったという方もぜひ一歩踏み出してみてください。

今回紹介した職種も参考に、これまでの自分の経験を活かし、成長しながら働ける仕事を探しましょう。

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