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建築業界の職務経歴書には何を書く?実例と失敗例をまとめて紹介

職務経歴書の画像
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建築業界で転職を考える際に職務経歴書を用意しなければなりません。

とくにこれまでの経験や実績がものを言う建築業界では、人事担当から好まれる職務経歴書を作成できるかどうかは重要です。

どんな点を意識して職務経歴書を書くべきなのか、基本的な項目や失敗例について解説します。

建築業界の職務経歴書に記載する項目

職務経歴書の画像建築業界の職務経歴書に記載すべき項目を4つ紹介します。

これまでに培ってきたスキルや経験、関わってきたプロジェクト、自分の役割、そして魅力的な自己PRを意識して職務経歴書を作成しましょう。

スキル、経験、知識

これまでにどんな経験を積み、スキルや知識を身に着けたのかを詳細に記載します。

資格の名前を書き連ねるだけでなく、どんな経緯があってその資格が役立ったのか、実際にどれくらいの知識、スキルがあるのかが、職務経歴書を見ただけで一目でわかるようにしてください。

建築業界ではスキル、経験、知識はとくに重視されるポイントです。

職務経歴書の冒頭に記載し、真っ先に目に止めてもらえるようにしてください。

代表的なプロジェクト3つ程度

数々のプロジェクトに携わってきたとしても、すべて書き連ねると助長な印象を与えてしまいます。

数多くの応募者の職務経歴書に目を通さなければならない採用担当者の気持ちも考え、記載するプロジェクトは3つ程度に留めましょう。

中でもとくに規模の大きいもの、自分にとって代表的と言えるものを選ぶのがおすすめです。

その他のプロジェクトに関してどうしても記載したい場合は簡潔にまとめましょう。

プロジェクトでの自分の役割

記載した代表的なプロジェクトの中で自分はどんな役割を担っていたかを記載します。

ロジェクトの規模、人数、さらにその中で自分はどう動いたのか、どんな工夫をしたのかなど、あなたらしさが伝わる内容を考えることが大切です。

ただ規模や担当した業務だけを記載しても採用担当者には魅力に映りません。

この職務経歴書を読んで、この人ともっと話してみたいと思えるかどうかを考えましょう。

求人にマッチする自己PR

自分を採用するメリットを最大限アピールできるのが自己PR部分です。

ですが、アピール内容が企業の求める人物像と違っているとどんなに魅力的な文章を書いても意味がありません。

応募した企業が何を求めているのか、どんな人材を探しているのかをしっかり研究する必要があります。

嘘をつくのではなく、自分がこれまでにおこなってきたこと、実績が、企業にとってどう役立つのかを考え、その通り記載しましょう。

建築業界の職務経歴書の実例

職務経歴書の画像実際に建築業界の職務経歴書の例を紹介します。

上記で解説した4つのポイントから、好まれやすい書き方を考えましょう。

スキル、経験、知識

「大学卒業後○○社に入社、復旧工事、河川工事、設備工事などにあたりました。7年間勤務した後××社に転職。施工管理として○○ビルの設計、工事を取りまとめました。」

いつからいつまでの間どんな仕事に携わってきたのか、どんな仕事を担当したのかを簡潔にまとめると採用担当者もすぐにあなたの実績を理解できます。

とくに人気の求人には応募が殺到しますので、冒頭の要約部分でしっかりアピールできるようにしましょう。

代表的なプロジェクト3つ程度

「プロジェクト名:△△改修工事

日程:△△年△△月△△日~△△年△△月△△日

担当:現場管理責任者

備考:△△の工事を担当

その他設備工事、商業施設工事などに施工管理として数多く携わっております。△△工事ではコストカットに勤め、△△円の利益を出しました。」

など、端的にわかりやすくプロジェクトをまとめ、その他の工事についても簡単に記載しましょう。

プロジェクトでの自分の役割

「公共工事のため、安全確保、災害対策を最優先して担当者とスケジュールを調整しました。予算内に工事を収められただけでなく、より快適に、安心して使える道路の施工に成功しました。」

など、自分が何を意識し、どのような実績を得たのかを簡潔に解説します。

求人にマッチする自己PR

「クライアントのヒアリングの段階から携わり、予算やデザインから最適な提案をできるよう心がけています。クライアントと綿密にやり取りを繰り返すことでよりクオリティの高い結果を出せると考えています。施工期間は現場で担当者とのやりとりを常におこない、進捗管理や安全管理に配慮していいます。ヒアリングの段階から引き渡しまで、クライアントの要望と仕上がりにギャップがないことを常に目指しています。」

上記の内容であれば、クライアントを大切にしているということがうかがえます。

求人内容や企業のコンセプト、方針にクライアントファーストが掲げられている場合には的確に自分の仕事と企業が求める人物像をマッチさせられます。

建築業界の職務経歴書の失敗例

熱中症の画像建築業界の職務経歴書の失敗例も記載します。

下記のような書き方では、素晴らしい実績があっても採用担当者に響かない可能性があります。

転職活動を有利に進めるためにも、NGな書き方をしないよう意識しましょう。

レイアウトが見にくい

部分的に文字の配置が違う、表がズレているなど、レイアウトが見にくいと読むのに疲れてしまい、そもそもしっかり読んでもらえない可能性があります。

建築業界では資料を作成しなければならないシーンも多いため、読みにくい資料を提出するとそれだけで評価を落としてしまいます。

テンプレートがネットでは多く配布されているので、不安な場合はテンプレートを活用しましょう。

情報量が多すぎる

アピールしたい点が多すぎて一面にぎっしりと実績を書き連ねると、読みにくくなってしまいます。

それだけでなく、本当に注目してもらいたい実績をスルーされてしまう可能性もあるので注意してください。

本当に見てほしい部分だけに焦点を絞り、他は簡潔に済ませることを優先してください。

採用担当者が気になるようであれば面接で質問してくれます。

求人内容とアピールポイントのミスマッチ

アピールポイントが求人内容とミスマッチな可能性もあります。

管理職、リーダー職を募集しているのに、現場での活躍、実績ばかりをアピールしていると採用するメリットを感じ取ってもらえません。

求人内容をよく読み、自分が管理職、リーダー職としてこれまでどんな実績を積んできたかを説明できるようにしてください。

好まれる職務経歴書を書いて転職を成功させよう

職務経歴書の画像建築業界の転職において重要な職務経歴書について、記載すべきポイントや書き方を解説しました。

職務経歴書は採用担当者があなたを知るために非常に大切なアイテムです。

手を抜かず、しっかり伝わる職務経歴書を書くようにしてください。

採用担当者、応募先の企業から好まれる職務経歴書を書ければ、同じくらいの条件のライバルにも勝ちやすくなります。

書類選考で落ちてしまう、職務経歴書の書き方がわからない方は、今一度自身の職務経歴書を見直して、改善点がないか確認しましょう。

下記の記事では、建築業界で転職する際にチェックしておきたい転職サイトの特徴を記載しています。これから転職活動を始める、もっとマッチする求人をチェックしたい方は参考にしてみてください。

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