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建築のオープンデスクとは?給料やメリットを解説

この記事は約6分で読めます。

建築業界には、オープンデスクという習慣があります。

就職活動前にも役立つオープンデスクですが、聞きなじみがなく実態はどうなのか、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、建築業界のオープンデスクとは何なのかを解説するとともに給料やメリットなどを解説します。

これから建築業界で活躍したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

建築業界のオープンデスクとは?何ができる?

建築業界にはオープンデスクという習慣があります。

就活前の建築学生を対象にしたものが多く、実際に建築事務所やデザイン事務所などで働きながら学べるというものです。

今後の就活にもつながるオープンデスクについて、何ができるのか詳しくみていきましょう。

実際の建築現場で仕事を学ぶ

建築のオープンデスクでは、実際の建築事務所で現場の仕事やデスクワークなどに携わることが可能です。

どんなに学校で知識を身に着けても、現場ならではの作業はたくさんあります。

実際に就職する前に現場の雰囲気や仕事内容を理解できるのは、貴重な経験になるでしょう

とくに建築業界は学歴よりも経験やスキルが重視されるので、あらかじめオープンデスクで経験を積んでおけば就活にも役立てられます。

実際の業務に携われる

オープンデスクでは、現場での作業、デザイン、事務業務など、実際の業務に携わることが可能です。

建築業界で働いている人の意見を聞きながら本格的な仕事ができるため、やりがいを感じられるでしょう

学校で建築について学んでいるけど本当に自分が建築業界で通用するのか不安という方も、オープンデスクを経験することがおすすめです。

オープンデスクでさまざまな仕事に触れながら、自分にはどんな業務があっているのかを知ることもできるでしょう。

実務に役立つ基礎知識を教えてもらえる

オープンデスクでは、実務に役立つ経験を教えてもらうことも可能です。

実務では学校では習わない細かな作業や、周囲とのコミュニケーション能力などが求められます

CADなどの建築業界に役立つソフトの操作方法も覚えられる建築事務所もあります。

新卒で入社してももちろん基礎から教えてもらえますが、事前に経験や知識があることは就活で大きな強みになるでしょう。

有名建築家と話せる機会があることも

建築業界のオープンデスクでは、有名な建築家と話せる機会があることも。

有名な建築家が立ち上げた建築事務所のオープンデスクに参加すれば、実際にその建築家と一緒に働けたり、話しを聞けたりすることもあるでしょう

憧れの建築家がいる方はとくに、その人が携わっている建築事務所のオープンデスクがないか探してみることがおすすめです。

学生限定で募集されていることが多い

オープンデスクは学生を対象として募集されていることが多いです。

学生の長期休みなどに短時間で応募されているものが多く、転職活動中や未経験の社会人などは応募できないケースがほとんどです。

建築のオープンデスクが気になっている方は、各事務所の募集要項をきちんと確認したうえで応募しましょう。

また、建築事務所のオープンデスクによって携われる仕事も違います。自分がやりたい仕事を経験できるかどうか、確認しておくことも大切です。

オープンデスクに給料はある?

オープンデスクで働く前に、給料が出るのかが気になる方は多いですよね。

基本的にオープンデスクは無給とされていることが多いです。

ですが、例外もあるため詳細を確認していきましょう。

オープンデスクは給料が出ないことが多い

建築のオープンデスクは給料が出ないケースがほとんどです。

とくに小規模な建築事務所の場合は、給料は出ないものと記載されていることが多いでしょう

建築業界のなかでオープンデスクとインターンの違いを知りたいという声も多いです。

一般的に、給料が出るのがインターン、給料がないのがオープンデスクとされています。

ただしなかにはオープンデスクであってもきちんと労働に見合う給料を支払ってくれる優良な建築事務所もあるため、絶対的な定義ではありません。

条件は事前に入念な確認が必要

オープンデスクは給料が出ないことが多いほか、労働時間や期間、業務内容なども建築事務所によってさまざまです。

ほかの就活生や先輩からオープンデスクの話を聞いたからといってその内容がすべての建築事務所に反映されているわけではないので、注意しましょう

オープンデスクの学生を募集している建築事務所は、自社のサイトなどに募集要項、条件を詳しく記載しています。

給料の有無のほか、時間や日数、条件などをよく確認してから応募しましょう。

疑問がある場合は素直に質問し、トラブルを防いで気持ちよくオープンデスクに携われるよう準備をしましょう。

オープンデスクを利用するメリット

オープンデスクを利用するとさまざまなメリットが得られます。

実際の職場の雰囲気を知れることはもちろん、就活につながるなど、建築のオープンデスクのメリットを見ていきましょう。

実際の建築現場の雰囲気を知れる

オープンデスクでは、実際の建築事務所で現場の仕事を体験できます。

建築の大学を出ていても、入社してからいきなり現場に出るのは不安がありますよね。

オープンデスクを経験しておけば、実際の働き方がわかります

具体的に業務をイメージできるので、就活時の志望動機やキャリアプランなども考えやすくなるでしょう。

現場のプロから学べる

オープンデスクでは、すでに現場で活躍しているプロから建築について学ぶことが可能です。

教科書では学べなかった、現場ならではの知識が身につくことでしょう

現場では臨機応変な対応が求められることもあり、決断力や判断力も必要です。

このような場面を目の当たりにすることで、将来自分が建築業界で働くときにも大いに役立てられるでしょう。

就職につながることもある

建築のオープンデスクでは、学生を募集していることが多くそのまま就職につながるケースも珍しくありません。

志望する建築事務所のオープンデスクで働き、お互いに「ここで働きたい」「この人に働いてほしい」と思えれば、そのまま就職できることもあります

ただし、なかにはオープンデスクを経験したうえでほかの学生と同じようにその建築事務所へ応募しなければならないこともあります。

自分の実力や交渉次第の部分が多いため、最初から就職も視野に入れている方は積極的にアピールすることを忘れないようにしましょう。

学生同士のつながりができる

建築のオープンデスクをとおして、学生同士のつながりを持つころも可能です。

オープンデスクでは、自分ひとりではなくほかの学生も参加していることもあります。

大学ではどんなことを学んでいるのか、どんなポジションを目指しているのかといった情報交換はもちろん、就活情報などをシェアすることも可能です。

また、慣れない環境のなかで立場が同じ仲間がいることは心強いでしょう。

オープンデスクでのつながりが将来の建築業界での仕事に役立つこともあり、生涯のつながりになる可能性もあります。

オープンデスクでの出会いも大切にして、日々の業務に取り組みましょう。

オープンデスクを活用して将来に役立てよう

建築業界のオープンデスクのシステムについて紹介しました。

建築業界には、インターンと同様にオープンデスクというシステムがあります。

インターンと比べると給料がない可能性が高い、開催している建築事務所が少ないなどのデメリットもありますが、今後建築業界で活躍したい方にとっては現場の環境を知れる絶好のチャンスです。

自分が就職を検討している建築事務所がオープンデスクを募集しているかチェックして、応募してみましょう。

以下の記事ではインターンについて解説しています。インターン制度を利用して建築現場の働き方を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

建築業界のインターンではなにを学ぶ?利用した方がいい?

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