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建築のスタートアップ企業とは?業務内容やベンチャーとの違いも解説

スタートアップ企業
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建築業界のスタートアップ企業について、仕事内容を紹介します。

スタートアップ企業はその言葉の通り、設立されて間もない企業を指す言葉です。

似た言葉にベンチャー企業がありますが、スタートアップ企業とベンチャー企業がどう違うのかについても詳しく解説します。

建築のスタートアップ企業の仕事内容

スタートアップ企業建築業界で転職を考える際、大企業や歴史のある企業への転職も魅力的ですが、まだ設立して間もないスタートアップ企業に目を向けてみるのもおすすめです。

従来にはない新しい発想の企業が多く、自分の得意なことを伸ばしたり、新しいことにチャレンジしたりできる業務内容がたくさんあります。

建築業のスタートアップ企業の中から注目すべき業務内容を紹介します。

アプリの開発

建築業界は人材不足が深刻な一方、仕事量は多く、現役で働いている人の負担が大きいことが問題視されています。

あなた自身も建築業界で働きながら、もっと効率的に作業ができたらいいのに…と感じた瞬間も多いのではないでしょうか。

そんな悩みを解決するのが建築業向けのアプリです。

人材管理、安全管理、資金管理、工程管理などをアプリ一つで済ませられたり、書類の保存や情報の共有が簡単にできたりといったアプリは、建築業界で働く人の負担を大幅に軽減してくれます。

作業効率が高くなりスピーディーに作業ができれば結果的に利益も高くなるため、アプリの導入を進めている企業は多いです。

建築業の悩みを解決するアプリを開発しているスタートアップ企業もたくさんあります。

システム開発

建築業で役立つシステムを独自に開発しているスタートアップ企業もあります。

アプリほど気軽に利用できないものの、業務に組み込めば作業の効率化、コストカットをしやすいです。

システム開発にはエンジニアリングのスキルが必要で、さらに建築業で働く人が効率化したいと考える点を見つけ出す力も必要です。

複雑なシステムを顧客に丁寧に教える、紹介する、営業力も求められます。

サイトの運営、作成

中小規模の建築系の企業のホームページ制作を請け負うスタートアップ企業もあります。

建築業には正確で安全な作業やコストパフォーマンスが求められますが、その会社を検索したときに見やすくてきれいなホームページがあるかも最近では大切な項目です。

他の企業と差別化できる、信頼されるようなサイトを作りたいというクライアントのニーズに応えるのが主な仕事です。

それだけでなく、自社の求人サイトやマッチングサイトの運営をおこなうスタートアップ企業もあります。

コンサルティング

企業の方向性をアドバイスするコンサルティングを主な事業としているスタートアップ企業も多いです。

建築業は今後も不景気が続くと予想されており、その中でどうすれば生き残れるのか、より大きな事業にチャレンジできるのかを教えてほしいという経営者はたくさんいます。

これまでの経験や知識を活かして、的確なアドバイスをすることが求められます。

今その企業がどんな問題を抱えているかを客観的に指摘し、どのような解決策があるかを提案します。

また、税金対策など資金面でのアドバイスをすることもあります。

建築業の知識だけでなく、税金やお金の扱い方の知識も求められる仕事です。

空間デザイン

建築業に新しく参入するためには膨大な資金が必要です。

事務所を借りたり重機を用意したり、売り上げがない状態で大量の資材を仕入れたりしなければなりません。

そのような現場の作業の事業をスタートさせる余裕がなくても始められる、デザインだけを提案するスタートアップ企業もあります。

建築士としてのこれまでのスキル、実績を活かし、独自のデザインを提供、販売します。

建築のデザインの実績があればあるほど有利で、戸建てからマンション、商業施設、テーマパークなど、さまざまな規模の依頼を請け負うことができます。

スタートアップ企業とベンチャー企業の違い

求人の画像スタートアップ企業とよく似た言葉にベンチャー企業があります。

どちらに対しても設立から日が浅く少数精鋭で新しいことのチャレンジしていく企業をいうイメージをお持ちの方も多いでしょう。

スタートアップ企業とベンチャー企業は確かに似通った点も多いですが、さまざまな観点から比較すると違いが見えてきます。

イノベーション性、ビジネスモデル、収益性といった3つの観点からチェックしていきましょう。

イノベーション性の違い

スタートアップ企業とベンチャー企業の最大の違いは、イノベーション性があるかどうかです。

ベンチャー企業はすでにあるビジネスモデルを取り入れ、その上に新しい工夫、独自のサービスなどをを組み込んでいくやり方がメインです。

スタートアップ企業は今までの常識にはなかった考えでこれまでにない価値観を発見し、まったく新しい事業をおこないます。

建築業ではこれが当たり前、という考え方を一切しないため、事業が当たれば競合がおらず爆発的な成長を遂げられます。

一方で手探りで事業を進めなければならない分リスクも高く、リスク対策や失敗してもいいような資金の準備が必要です。

成功するまでの期間の違い

スタートアップ企業とベンチャー企業は成功するまでの期間にも違いがあります。

ベンチャー企業は既存のやり方に沿って仕事を進めていくため、比較的早く成功しやすいです。その分爆発的にヒットしたり、大成功するチャンスは非常に少ないです。

長期的に安定して売り上げを得られ続けるのがベンチャー企業です。

一方でスタートアップ企業は成功するまでの期間が非常に長いです。商品やサービスを誰にも知ってもらえない、知名度が上がらないなど、成功するまで年単位で赤字が続くことも珍しくありません。

その分コツコツと新しい商品、サービスを提供し続ければ、それがヒットして一気に急成長することもあります。

収益性から見る違い

ベンチャー企業は早く収益を得ることを目的としているため、安定した業務、じっくりと成長することを目指します。

一方でスタートアップ企業はその企業が提供する商品、サービスが浸透するまでの資金を企業側がカバーしなければなりません

上場したりクラウドファンディングをしたりして資金を集める方法もありますが、他人頼りになってしまうため失敗するリスクも非常に高いです。

将来性が一切わからないため銀行の融資も受けにくく、資金面でのリスクが高いです。

建築業界にはユニークなスタートアップ企業がたくさん!

スタートアップ企業建築業界のスタートアップ企業の仕事内容やベンチャー企業との違いを解説しました。

建築業界に革命を起こすようなスタートアップ企業はたくさんあり、優秀な人材を常に求めています。

上記で紹介した以外にもユニークな事業をおこなっているスタートアップ企業はたくさんありますので、転職を考える際はスタートアップ企業も視野に入れてみてください。

今後の建築業界を担っていくような、革命的なスタートアップ企業を探してみましょう。

建築業のベンチャー企業については下記の記事で詳しく解説しています。ベンチャー企業についてもっと知りたいという方は参考にしてみてください。

建築系ベンチャー企業の仕事内容は?あると有利なスキルも紹介

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