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建築業界の転職の面接で聞かれやすい質問5選!目的と回答事例を解説

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建築業界の転職は、これまでの実績や所有している資格が重視される一方で、面接対策も重要です。

建築の仕事は一人ではできず、コミュニケーション能力が高くなければなりません。

建築業界の面接でよく聞かれる質問と、質問の目的、回答事例を解説します。

転職時の面接対策のためにも、ぜひ確認してください。

建築業界の面接でよく聞かれる質問5選

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まずは建築業界の面接でよく聞かれる質問を5つ紹介します。

面接は、求職者の人物像を見極めるだけでなく、企業と人材のミスマッチを防ぐ目的もあります。

何気ない質問に思えてもしっかり評価されているので、慎重に回答を用意して面接に挑みましょう。

周囲にどのように評価されているか?

近年、聞かれることが増えているのが「周囲にどのように評価されているか?」という質問です。

周囲からの評価を聞き出すことで、その人の人物像や、人間関係を円滑に進められるかを見極められます。

建築業界の仕事はコミュニケーション能力も求められます。周囲と円滑にコミュニケーションを取れていることをしっかりアピールしましょう。

また、日ごろから意識して他人からの評価と自分自身の評価が合っているかを確認しておくと、スムーズに回答を導き出せます。

回答事例としては、

「コミュニケーション能力が高いと言われることが多いです。私自身、初対面の人にも積極的に話しかけることができ、すぐに打ち解けられます。ただ一方的に話すのではなく、相手の価値観を見極めながら会話ができるのは私自身の強みだと思っています。」

「優しい性格だと言われます。プライベートでも仕事でも、周囲に困っている人がいると自分に何かできることはないかつい聞いてしまいます。進捗確認やマネジメントが得意で、サポートに回ることも多く、御社の業務にも貢献できると思っています。」

などがあります。

どのような現場経験がありますか?

建築業界は現場の仕事が非常に多く、現場での経験を質問されることも多いです。

「どのような現場経験がありますか?」といった漠然とした質問をされることもあるので、自身の活動を振り返り、しっぱりアピールできるポイントを用意しておきましょう。

回答事例としては。

「ファッションビル〇〇の施工管理経験があります。納期が短い案件だったため、事前に入念な計画を立て、効率化に努めました。結果、予定されていた納期より〇日早く工事を完了させられました。品質管理、安全管理も意識し、工事中の事故は0件でした」

などがあります。

上位資格を取得するつもりはあるか?

建築業界にはさまざまな資格があり、中にはその資格を所有していなければ従事できない業務もあります。

下位の資格を取得している場合、さらに上位資格の取得は可能か、また取得の意思はあるかを確認されることも多いです。

現在所有している資格だけでは足りないと感じている方は、上位資格の取得を視野に入れていることを積極的にアピールしましょう。

「現在〇〇の資格を所持していますが、現在第三種電気主任技術者の資格取得に向けて勉強中です。御社で活躍するためには必須の資格と心得ておりますので、最短での取得を目指しております。他にも、今後〇〇資格、〇〇資格の取得を検討しております」

など、応募した業務内容に関連する資格取得を目指していることをアピールしましょう。

パソコンの操作はどれくらい可能か?

建築業界の仕事は急速にIT化が進んでおり、パソコンの基本的な知識は必須です。

MOS全般の使用経験はもちろん、CADの操作スキルを質問されることもあります。

クラウドソフトの利用経験や、スケジュール管理アプリの利用経験などもアピールできるポイントです。

前職での経験や、学習実績をアピールしましょう。

「前職ではパワーポイントを使用して資料を作成しておりました。御社に提出したポートフォリオもパワーポイントで作成しております。また、CAD操作も前職で経験があり、3次元CAD利用技術者の試験に合格しております」

など、パソコンをどれくらい操作できるかもきちんとアピールしましょう。

なぜこの職種を選びましたか?

建築業界にはさまざまな職種がありますが、その中でなぜその職種を選んだのかを聞かれることも多いです。

  • 資格や経験を活かせる
  • 安定して働き続けられる

といった理由では、別の職種や別の企業でも通用してしまうため、さらに踏み込んだ回答が求められます。

自分のこれまでの経験も踏まえて、より面接官にアピールできる内容を考えましょう。

「実家が建設業を営んでおり、昔から建築と関わる機会が多く、自然とこの業界を目指すようになりました。大学時代に〇〇の仕事の魅力に気づき、この職種を目指して勉強を続けてきました。御社の商業施設〇〇の施工事例を拝見し、私も経験や知識を活かしてこのような建築に携わりたいと思い、この職種を希望しております」

などの回答事例があります。

建築業界の面接の逆質問で聞くべき質問3選

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建築業界だけでなく、面接の多くでは最後に「何か質問はありますか?」という質問をされます。

このときに何も聞かなかったり、ネガティブな内容を聞いたりするとマイナスな印象になってしまいます。

  • 給与や休日
  • 残業時間
  • 面接官が回答しにくい質問

は避けて、

  • 意欲をアピールできる質問
  • 社風がイメージしやすい質問

を考えておくことが大切です。

意欲をアピールできる質問を用意しておきましょう。

入社前にどのような勉強が必要ですか?

入社前に何を勉強しておけばよいか質問すれば、入社後スムーズに業務をスタートさせられるだけでなく、しっかりと意欲をアピールできます。

資格取得やパソコンソフトのスキルなど、必要な勉強内容を確認しておきましょう。

また、現在持っている資格の他に必要な資格はあるかを確認しておくこともおすすめです。

〇〇の資格を御社の業務に活かせますか?

業務に直接関係のない資格でも、建築関連の資格を持っているのであればその資格もアピールしましょう。

企業としては、それぞれの知識に特化した人材よりも、マルチに活躍できる人材の方が使いやすく、採用のメリットが多いです。

他の職種のサポートもできる、異動にも対応できることをアピールできる質問です。

建築関連の資格以外にも、パソコン操作の資格やスキル、不動産関連の資格や知識などもアピールできます。

御社の社員にはどのような共通点がありますか?

その企業で活躍している社員の特徴を質問すれば、社内の風潮や働き方をイメージしやすくなります。

また、その企業で活躍できる人の特徴、こういった人は活躍すると思える人の特徴など、面接官自身が自分で考えて回答する必要がある質問は、面接官の人物像がわかりやすいです。

回答に対して、あなた自身の考え、自分がその特徴に当てはまっているかを回答できれば、面接官との心の距離も近くなり、良い印象を残せるでしょう。

面接対策をして建築業界の転職を成功させよう

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建築業界の面接でよく聞かれる質問と、逆質問の回答例を紹介しました。

面接で聞かれる質問は企業によっても大きく違います。

そのため、さまざまな質問に対する回答を用意しておかなければなりません。

嘘の言葉は見抜かれてしまう可能性が高いので、ネガティブな内容でもポジティブに言い換えられる習慣を身につけましょう。

スキルや資格、実績が十分にあるのに面接で落とされてしまう、ということがないように、対策を万全にして面接に挑んでくださいね。

建築業界に就職したい方の面接対策!よく聞かれる質問10選

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