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建築業界にホワイトな会社はあるの?転職前の3つの確認ポイント

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建築業界は長時間労働や肉体同労、パワハラやセクハラなど、ブラック企業の多さが懸念されています。

ですが、中にはホワイト企業も存在しています。

また、働き方改革や法整備により、過酷な労働環境も改善されつつあります。

建築業界のホワイト企業に転職したいという方は、ホワイト企業の特徴、自分が求める働き方を明確にして転職先を探しましょう。

建築業界の転職のチェックポイント!企業との相性の見極め方

建築業界にもホワイト企業はある!

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そもそも建築業界におけるホワイト企業とは、スケジュールに余裕があったり、休みがとりやすかったり、労働環境が整っていたりすることを指します。

一般的なデスクワーク中心の会社に比べると建築業界の会社は過酷と言われることも多いですが、建築業界の基準でホワイト企業の見極めを行うことが大切です。

働き方改革や建築業界の将来性などからチェックしていきましょう。

働き方改革が徐々に推進されている

近年、各業界の労働環境を改善するため、働き方改革が推し進められています。

  • 無理のないスケジュール設定
  • 週休二日制の実施
  • 社会保険への加入

といった、労働者が安心して働きやすい環境作りが推奨されています。

現在は大企業を中心に進められていた改革ですが、今後中小企業にも実施されていきます。

「働き方改革が進んでも中小企業はブラックなまま…」ということはないので、今後は転職活動も進めやすくなるでしょう。

労働人口減少に危機感を持つ企業も多い

日本の少子高齢化の影響により、労働力の低下が危惧されています。

とくに建築業界の若手の人材不足は深刻です。

このことに危機感を持つ企業も多く、若手の人材を集めやすいようさまざまな工夫が凝らされています。

  • 休みやすい環境づくり
  • 最新のAI技術の導入
  • ユニークな福利厚生

など、若い人材を意識した労働環境づくりに積極的な企業は、働きやすいホワイト企業として信頼しやすいです。

ホワイト企業でも多少の妥協は必要

残業がない、しっかり休める、自分の思いどおりに働けるといったホワイト企業は建築業界には少ないです。

建築業界の作業に納期の遅れはつきものです。

クライアントの都合に合わせなければならない面も多く、必ずしも自分が思うように働けるわけではありません。

建築業界ならではの特性を理解して、ある程度妥協して会社を選ぶことも大切です。

自分にとってのホワイト企業の定義を決めよう

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建築業界は一般的なデスクワーク中心の会社とは違います。

ホワイト企業に転職したいと考えるのであれば、自分なりのホワイト企業の定義を考える必要があります。

労働時間や休日日数、業務内容などから、自分が何を優先したいのかを明確にしましょう。

労働時間

まずは労働時間です。

求人票に書かれている労働時間の他、残業はどれくらいあるのか、残業代はきちんと支払われるのかを確認しなければなりません。

建築業界にも残業が少ない企業は多く、働き方改革によって労働時間を短くする工夫を導入している企業もたくさんあります。

完全に残業がない会社を探すのは難しいですが、生活に影響が出ない範囲で済むのかを確認しましょう。

求人票や公式サイトだけでなく、実際にその会社で働いたことがある人、一緒に仕事をしたことがある人の口コミを探すこともおすすめです。

給料・手当

残業が少なく休日が多い企業は給料や手当が少ないことも多いです。

場合によっては、今よりも収入が下がってしまう可能性もあります。

収入が下がっても働きやすい環境を選びたいのか、収入を上げるために転職したいのかを明確にしましょう。

また、建築業界では従業員のキャリアアップのためにさまざまな支援をしている会社も多いです。

資格取得手当やセミナー参加費用などの手当てもサポートしてくれるのかを確認しましょう。

休日日数

建築業界は休日日数の少なさも問題視されています。

休日が少ないとプライベートの時間を確保しにくく、家族がいる場合は家事や育児にも影響します。

建築業界の仕事は納期やクライアントの都合に合わせなければならないことが多く、自分の都合とおりには休めないことも多いです。

ですが、比較的有給が取りやすい会社や、年間休日日数が多い会社を選べば、プライベートと仕事のバランスも取りやすくなります。

業務内容

同じような建築会社でも、業務内容はそれぞれに違います。

仕事の規模だけでなく一緒に仕事をするクライアントや対応エリア、携わる範囲なども明確に見極めましょう。

労働環境がよく休みや労働時間などが都合に合っていても、自分がやりたい業務ができなければ仕事に対するモチベーションを維持できません。

建築業界を目指したきっかけは何だったか、今後どのように活躍したいのかを考え、やりたい仕事ができる会社を選ぶことも大切です。

人間関係

働きやすさは人間関係に大きく影響されます。

人間関係は入社してからでなければわかりにくいですが、口コミなどから見えてくることもあります。

男女比や年齢層などを確認できるサイトもあるので、参考にしてみましょう。

面接時にも社内の空気をよく観察しておくこともおすすめです。

中には事前に職場見学や体験ができる企業もあります。

ホワイト企業への転職前の3つの確認ポイント

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ホワイト企業へ転職する前に確認しておきたい3つのポイントを紹介します。

下記はあくまで一例ですが、自分にとって大切にしていること、客観的に判断できることを冷静に判断し、理想に近い企業を見つけましょう。

勤続年数の長い従業員が多いか確認

ブラック企業の特徴の一つに、離職率が高いという点が挙げられます。

従業員の勤続年数を確認すれば、離職率の高さを確認できます。

勤続年数が長ければそれだけ居心地がいい、働きやすい職場であることがうかがえます。

事前に調べるのは難しいですが、面接時に勤続年数や若手の1年以内の離職率などを質問してみましょう。

女性や外国人の採用率を確認

女性や外国人、障がい者など、マイノリティとされる人の採用率が高い企業は、働きやすい環境を整えているケースが多いです。

建築業界は肉体労働の印象も強いですが、女性でも従事できる仕事はたくさんあります。

現に建築士資格を所有している人の4人に1人は女性です。

セクハラやパワハラが少なく、どんな人にとっても働きやすい環境であれば、あなた自身も快適に仕事を続けられるでしょう。

依頼者からの口コミを確認

その会社で働いていた人の口コミだけでなく、依頼者からの口コミを確認するのもおすすめです。

ハウスメーカーなら施工を依頼した個人からの口コミも多数寄せられています。

大企業の口コミも依頼者の数が多く、会社の風潮を見極めやすいです。

その会社との取引の様子が確認できれば、社内の様子もある程度把握できます。

ネットの口コミはすべてが信頼できるものではありませんが、参考にしてみるのもおすすめです。

建築業界のホワイト企業を探してみよう

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建築業界のホワイト企業のポイント、見極め方を解説しました。

建築業界と他の一般的な業界とは、ホワイト企業の定義は違っています。

自分が仕事においてどのような点を重視しているのかを明確にして、働きやすい職場を選びましょう。

転職先を探す際は求人票や公式サイトだけではなく、口コミなども参考にしてみてください。

ホワイト企業に転職したい!良い建築会社を見分ける3つのポイント

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